まずはその気になるニュースから
デルのAMDノート「Studio 1536」がCrossFireX非対応に
デル株式会社が6月に発売した、個人向け新ブランドノート「Studio」シリーズでAMDプラットフォームを採用する「Studio 1536」が、CrossFireXに対応しない事実が15日までに明らかになった。
Studio 1536は、AMDのCPUとグラフィックス内蔵チップセットを採用したノートPC。オプション構成で単体GPUも搭載可能で、発表当初はチップセット内蔵グラフィックスとGPUとで並列処理を行なうCrossFireXに対応するとされていたが、実際は対応できないことがわかった。今後も対応の予定はないという。
すでに製品は出荷済みであり、同社ではこの点について疑問のある購入済みユーザーは、カスタマーセンターに連絡して欲しいとしている。
by PCWatch 2008/7/15
どうもイマイチ理解仕切れていませんが、CrossFireXというものに対応しないということらしいです。
ところで、そのCrossFireXって何なんでしょ？ってことですが。
ここからは素人が素人なりの力を尽くして調べた内容を書いていますので、誤りがありましたら、どうぞ遠慮なくご指摘ください。
え～まずセオリー通り、ウィキペディアから
CrossFire (ATI)
これからすると、ATI社（現AMD社）が開発提供したマルチGPU技術ということのよう。
※GPU（Graphics Processing Unit）グラフィック・プロセッシング・ユニットはPCやワークステーションなどの画像処理を担当する主要な部品のひとつで、グラフィック関係の性能を高めるチップのことをいう。
で、このCrossFireはいわゆるグラフィックボード（専用の基板）を複数枚使い、並列処理という処理方法をすることで、グラフィック処理能力がより高まるというものので、単純に言えば、それを搭載することにより画像・映像、特に３Dゲームなんかで、スッゲー！という環境が生まれるようになるみたいです。その進化した上位規格にあるのがCrossFireXというものらしいです。
いろいろと閲覧したところでは、このCrossFireXはVista対応用ようで、XPでは動作しないようです。ここ注意ですね。そしてその技術というか、単体型のグラフィックメモリを採用して登場したのがスタジオ1536だったわけですが、実はこれが対応していなかったということで、デルでは今後も対応しない方向にあるらしく、これらに関して該当するユーザーさまには個別に連絡をいただけるように、とのことです。
困ったときのデルフォーラムにも関連のものがありました。
確かにデルオンラインサイトで、Studio1536カスタマイズへ行って見ると、選択ラジオボタンはありませんでした。
というわけで、この点に関して十分に内容を把握された上でご利用くださるのがよろしいかと思いますのでお知らせしておきます。もし、既に購入され疑問をお持ちの方は即カスタマーサービスへ連絡されるようおすすめします。
というか、ニュースを読むとデルがリリース時に誤ったプレをしたように取れるんですが、どーも実際はPCWatchの記事が何か意味不明で、リンクをたどるとこんなのもありました。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0627/dell.htm
初出時にとはなんのことでしょう・・・？
ところでデルDellのホームページ、リニューアル!? されてましたね。今日からでしょうか？ いかにファンとはいえ、毎日チェックしているわけでもないんで気づきませんでしたが・・・。よりユーザビリティ重視を、という趣旨なのでしょうが、どんなもんでしょう。使い勝手はこれからでしょうね。
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