台湾のパソコン・メーカーであるASUS(アスース)が、超低価格ノートPC「Eee―PC」を市場に出品し波紋を投げかけて以来、数多くのメーカーがこぞって低価格のノートパソコン・マーケットに潜在需要と利益の掘り起こし大いに関心を寄せている状況にあります。
各メーカーとも一気呵成に超低価格機種を開発・投入し、シェア確保に大わらわといった感の否めない中、既に大手としてはヒューレットパッカード(HP)やエイサー(Acer)といったところがこの激化した競争に一歩先んじているような状況下、いよいよ我が(勝手にそう呼ばせてもらってます)デルパソコン(Dell)も、あるスジによるとこの初夏くらいには小型ノートPCを出荷する運びになっているとのことらしいんです。
最高経営責任者のデル氏によれば、、「ヒューレッドパッカード 2133 Mini-Note PC」に対抗して同様のノートPCをリリースする予定にある、とのこと。
また、同氏は「引き続き注目しておいてほしい」と、非常に意味深なことを述べたほか、「われわれは今後半年の間に、その市場に興味深い製品を投入するつもりだ」と強気ともとれる発言を語ったというのです。
ある意味、頼もしいし、楽しみでもあります。
願わくば、「後出しジャンケン」の必勝体制で世界NO.1の称号を再びその手にして欲しいものです。
大いに期待し、また、応援して行きたいとも想っています。
注目は、Intelの新プロセッサAtomが搭載されるかもしれないということと、その小型PCは8.9インチのディスプレイを搭載し、499ドル以下で販売される見込みにあるということです。
ディスプレイの8.9インチはなかなかだし、499米ドルということは現在の日本円換算でいうと約5万円ちょっとくらい、価格帯としてはいいんじゃないかと思うし、何よりAtomのパワーに期待したいところ。
もしかすると、携帯電話感覚で一人で2台目というオーナーも出現するかも・・・。
ま、激しい競争の渦中に一石を投じ、流れに変化をもたらそうとするデルの戦略は、あるいは潜在的ユーザーも揺り起こし、新たな市場分野を確立するためのキッカケになる要因を内包しているようにもうかがえます。
携帯とパソコンのどちらも兼ね備えた第3のマーケット・・・
おもしろくなりそうな気配がムンムンしてきます。
では、また