いやぁ～ホントIT関連の用語っていうのは難しいですね。
【LEDバックライト】 －エルイーディーバックライト
まず自分レベルの解釈で、
パソコンや携帯電話などの画面を映し出す明かりの元となるものの一つ
っていうところでしょうか。
LEDはLight Emitting Diodeの略で、電流を流すと発光する半導体素子の一種で、よく耳にする言葉では「発光ダイオード」と呼ばれていますね。
PCの表示画面や携帯電話などで使われている液晶ディスプレイでは、画面の後ろ側に光源、つまりバックライトが配置されていることで映像を見えるようにしているわけですが、これまではバックライトに使われていた光源は蛍光灯を使用することが多かったようです。
しかし、その後技術革新が進み、白色LEDがバックライト光源として使用され始め、この白色LEDが蛍光灯よりも小型で低消費電力であり、さらにガラスを使用しないことから堅牢性にも優れていることから有用されるところとなった、とのことらしいです。
このLEDを採用したディスプレイは、水銀を使わずに製造できるということと、リサイクル性が高いことに加えて、冷陰極蛍光管（CCFL）？とやらに比べてエネルギ効率が大幅に高いという利点もあるそうです。
ちなみにデルDellによれば、LEDバックライトを採用した15インチ型ディスプレイでは、最大輝度で使用した場合、平均消費電力がCCFL（冷陰極蛍光管）品より43％も低いとのことです。
これに関連したウェブニュース記事もありました。
「2010年までに全ノートPCをLEDバックライト化」、デル社が宣言（2008/09/26）
EE Times Japanより
これをユーザー側からみた場合、何がメリットかと考えると、エネルギー消費の削減に繋がるという感じでしょうか。一日中PCの電源を入れっぱなし状態のヘビーユーザーには存外メリットは大きいのかもしれません。エコ的にもいいでしょうし。
そういう意味ではどちらかというとモバイルPC向けの性能と捉えるべきでしょうか。消費電力が低く抑えられれば、それだけ作動時間が長く持つわけですから。
ただ、双方の液晶ディスプレイを視覚比較した場合に、違いを感じるかどうか、というのがポイントかな、と思われます。例えば長時間見ていて疲れないとかね。
いずれにしてもパソコンでネットを大いに楽しむには、人にやさしく、そして環境にもやさしい、そんなパソコンが支持されるようになればいいなと思っています。